令和7年12月6日

自宅軟禁状態からの集中学習!~労災・雇用で深掘り~

こんばんは、アラ50主夫で社労士受験生の"せれくた"です。


さて、今日は子供たちがインフルエンザにかかってしまい、看病のため外出は全てキャンセル。自宅軟禁状態の一日となりました。ですが、幸いなことに、ワクチンのおかげか高熱も出ず、子供たちも比較的静かに過ごしてくれています。これはもう、神様が「今日は勉強に集中しなさい!」と言っているようなものだと解釈し、時間をフル活用して学習を進めました。


目標としていた学習時間はしっかりと確保できました。特に労働者災害補償保険法(労災保険法)と雇用保険法に時間を割いた一日です。


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労災保険法:ケアレスミス撲滅と細部へのこだわり


まずは労災保険法からでした。合計5時間の取り組みです。


確認テストと予想答練の結果


  • 労災保険法 確認テストの解説(2時間):

    内容としては理解できない論点はなく、スムーズに進められました。ただ、ケアレスミスが目立ちます。なぜ、わかっているのに間違えるのか…。本番で足元をすくわれないように、見直し癖と正確な読み込みが今後の大きな課題です。

  • 労災保険法 予想答練(3時間):

    確認テストよりも細かな論点、本試験に近いレベルの問題が出題され、結果はギリギリの合格点でした。やはり、条文の文言や数値などの細かい暗記が不十分だと痛感しました。


選択式対策の壁:最高裁判例の独特な表現


特に難しさを感じたのは、選択式の最高裁判例問題です。判例のおおまかな趣旨は理解できていることが多いのですが、穴埋めとして問われる文言が独特で、なかなか選びきれないことがあります。これはもう、判例集やテキストを読み込み、表現そのものに慣れるしかありませんね。判例の背景にある法的趣旨を理解した上で、その独特の言い回しを意識的に頭に入れる作業が必要です。


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雇用保険法:全体図の把握と届出・被保険者のポイント整理


夕方から雇用保険法の解説動画を中心に3時間学習しました。


雇用保険法の全体像


解説動画で改めて確認できたのは、目的条文の各文言が、様々な給付や二事業(雇用安定事業・能力開発事業)とどのようにリンクしているかという全体構造です。
雇用保険法は、大きく失業等給付、育児休業等給付、二事業に分かれています。その中でも失業等給付がさらに細かく枝分かれし、その根幹となる基本手当が最重要項目であるということが明確になりました。まずはこの全体図をしっかり理解し、その後に基本手当に関する用語や数字の正確な理解を深めていくことが定石だと再確認しました。


社会保険と似て非なる「届出」と「被保険者」


雇用保険法は、労基・安衛・労災といった労働基準法グループの法律と異なり、社会保険に近い「届出」や「被保険者」といった概念が出てきます。これが学習を複雑にする要因の一つです。


  • 届出: 届出先や期限が多岐にわたるため、「原則とその例外」を意識して覚えるように整理を始めました。

    (例:原則その日から10日以内、資格取得届は翌月10日まで、個人番号変更届は速やかに、など)

  • 被保険者:考え方を理解するとともに、健康保険や厚生年金保険など、他の社会保険制度との違いを常に意識して覚える必要があります。

    (例:適用除外の要件、適用除外から適用への変更要件など)


特例対象者の概念理解


過去受験時にはなかなか理解が進まなかった「特例対象者」の概念についても再確認しました。話としては難しくないのですが、「確認制度」と「費用徴収」についてのイメージが、テキストを読むだけではわきにくいんですよね。今回、解説動画を見て、具体的な事例と合わせて頭の中でシミュレーションすることで、以前よりはクリアになりました。


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今日の振り返りと次への課題


今日は、意図せずして得られた集中できる環境のおかげで、かなり深いところまで学習できました。しかし、予想答練の結果から見ても明らかなように、「理解できた」と「点数が取れる」の間には大きな壁があります。


【今日の課題】


  1. ケアレスミスの撲滅:見直しを徹底し、正確に問題を読み込む習慣をつける。

  2. 細かい暗記の徹底:条文の文言や数値、届出の期限などを、ゴロ合わせなども活用して完璧に覚える。

  3. 判例独特の表現への慣れ:判例の文言を意識してテキストを読み込む。


明日は、この課題を意識しつつ、引き続き雇用保険法の深掘りを進めていきたいと思っています。


同じ受験生の皆さん、体調管理に気をつけながら、一歩一歩着実に進んでいきましょう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。